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子供が知っていて、わたしが忘れ、老人が思い出したもの。

死です。 金持ちの子供でも貧乏人の子供でも、その状況を受け入れているのなら同じですよね。親の金で遊ぼうが、親の借金を返そうが、どちらも同じことのように思える。この気持ちは贅沢の上で成り立っている。わたしには両親が揃っていて、食べることに困っ…

金を持っても本を読んでも心は貧しい。

悲しみの記憶について。人生で最初の「悲しい」の記憶を探していて思い出しました。 祖母に連れられ、いとこのバレエの発表会へ出かけた時のこと。発表会へと向かう途中、わたしたちは花屋に寄った。いとこに渡すための花束を買うために。祖母はわたしに「あ…

自分の知っている愛だけが愛であれば良かったのに。

たかが世界の終わりを観てきた。いわゆる会話劇で、最初はあまり好みじゃないかなと思ったんですけど、最後には前のめり気味で。 始まってしばらくは、自分の知っている(持っている)愛だけが愛だと思っている人たちの映画なのかなと思っていた。だけどタイ…

Listen baby Your wish is my command

タイトルはBreakbotのBaby I'm Yoursからです。 友人がいる、その友人に関して思うことがある。こんな感じ。 彼の性質と、人間としての欲求、願いの相性が死ぬほど悪い。 彼はおそらく、一人でいることの気楽さを気に入っているし、必要以上に他人と深く関わ…

詩的であれば韻は踏まなくてもいいんだ。

ムーンライズ・キングダムに出てくるセリフだったと思います、たしか。 ピアスをあけるシーンがあるんだけど、あれはめちゃくちゃにエロかった。間に合わせで、乱暴で、ただそこに爆発的な好奇心があって、何の根拠もない少しの信頼のようなものがあって。子…

あれって最後は戻ったんじゃないだろうか、なんとなく。

というのがトム・アット・ザ・ファームの感想です。 ずるずると先延ばしにしていた世界の終わりを来週こそ。グザヴィエ・ドランの姿が見えない作品の方が、グザヴィエ・ドランの映画という感じがしますね。 画家が描く自画像にはなんだか陰鬱な雰囲気がある…